エンジニアやプログラマといったIT技術職の場合、Pythonなどのプログラミング言語を駆使して単独で黙々と作業をしているというイメージを抱いている方も多いでしょう。実際のところ間違ってはいませんが正しくもなく、詳しく知らずに志望するとギャップに苦しむことになってしまいます。

現実としては個人での作業がある一方で、クライアントをはじめとして外部の人間に対して進捗や内容の説明義務が生じますし、キャリアアップして管理職になれば部下をまとめ上げなければいけません。

会社員として企業に勤めれば人間関係は大切になります。それでは独立してフリーランスや個人事業主として活動する場合は一人で仕事をすればいいかと言えば、現場に出る以外の仕事に関しては一人で行っていくことになります。営業にコミュニケーション能力は必須です。フリーランスは自力で仕事を受注しなければならず、どれだけ優秀であっても仕事がなければ収入を得ることができません。

そういった理由からエンジニアを志す場合、プログラミング言語を使いこなすだけではなくコミュニケーション能力も欠かせません。もっともこれらは学校生活と同じで習うよりも慣れろで、自然と身に着きますから過剰に心配する必要はないでしょう。一般常識を持ち合わせていれば問題なく、社会人としての必要な素養は働きながら学ぶことが可能です。

ただイメージではなく実際を知ることは重要で、ギャップを知っておくと安心できます。